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BRM220 中部300(その2) [自転車]

PC3を出て、内宮に向かう。

自転車に乗り始めてからよく来るようになった。車だと歩くのが億劫で敬遠しがちになるが、自転車はいい。宇治橋までスッと行ける。

宇治橋の前で写真を撮っておかげ横丁にと思ったが人が一杯で自転車では行けそうもない。
狭い裏道を迷いながら、豚捨にたどり着けた。少し並んでコロッケを買う。
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やっぱり旨い。今回は直前にコースが変更になって、予定のうなぎもたい焼きも食べられなかった。「これを食いに300キロか」と思いながら食べると笑えてきた。周りの人には大丈夫かと思われたかも?

伊勢からの帰り道、大した風ではないがやっぱり向かい風。漕いでもなかなか進まない。
寒くなってきたのでコンビニで服を着て、ライトの準備。駐車場の車止めに座ったら中々立ち上がれなくなってきた。
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18:50  PC4到着  192キロ


少しは元気が出るかとユンケルを買う。アミノバイタルと一緒に飲んでみたが、効果あるのか?

雲出川の橋のたもとでタバコを吸うライダー、何度も出会うが見る度にタバコを吸っている。10年前の自分を思い出す。そう言えばPC5でも出会ったような気がする。

久居の街に入ると3人で走ることとなった。前を走る方のヘルメットのテールランプ暗かったので話しかけると、ブルベはもう3年走っているそうだ。
「400はどんな世界ですか?」って聞いてみた、「サドルの上で朝日を見るのはなんだかな~?」とそんなことを言われていたが、やっぱり自分で走ってみないと判んないんでしょうね。

津の中勢BPからは完全な一人旅。
疲れてくると道がよく解っているのは嫌だ。つい次の上りのことを考えてしまう。 
暗い中を一人で漕いでいると記憶が無くなる様な気がする。どこをどう走ったかあまり覚えていない。


今回のコースは家からそれほど離れていない。時間があったら家で着替えて再スタートを目論んでました。
何とか制限時間には間に合いそうなので家へ寄ることにして、風呂を入れておくように電話する。
家へ向かう途中でミスコース。こんな近所で間違えて大丈夫なのか? 
ナビがなかったら知らないブルベコースなんてとても走れそうにない(汗)

カップラーメンを食べようとしたが半分で食えなくなった。コーヒーを飲んで風呂に入る。目を瞑るとこのまま寝ていきそうだ。
メールを入れてくれた「にしやん」に近況報告。「そのまま寝たら~」って悪魔の囁きが帰ってきました。

服を着替えて再スタート、30分のつもりが結局1時間のロス。


走り出したが脚が回らない。菰野辺りで白いものが舞ってくる。 寒い。
缶コーヒーに飽きたのでミニストで座ってコーヒーを呑む。「コンビニはやっぱミニストに限る、暖かいところで座って補給できる」そう思いながら、次からはミニストマップでも持参しようかと思う。

大安の上りでは自転車を押すライダーに声を掛ける。大丈夫との事なのでそのまま通過するがホントは自分も押したいぐらいだ。


23:40  PC5到着  261キロ


ここで春雨スープを買って食べようとしたら、先に来ていたライダーが立ってカップラーメンを食べていた。店の中にカウンターはあるが、椅子がもう片付けてある。
店員さんに「座っていいです?」って聞くと「どうぞ」って言ってくれたので4人で話しながら暖まる。

員弁からの上りで急にヘッドライトが消えた。「これから暗いところに差し掛かるのに困った」と思ったが電池を替えたらちゃんと点いた。だんだん暗くなるよりこの方が電池が替えやすくていい。
出来ればもう少し明るいのが欲しいところだ。

暗くなってから写真を撮ってない。こんなことではブロガー失格と思いながらも夜の写真は時間が掛かるしいつもいい写真が撮れない。
木曽三川公園のタワーの夜景でもと思って撮ったらやっぱり失敗だ。疲れると思考能力が低下するのでしょうか?
めんどくさくなって撮り直すのをやめた。
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ここからが長かった。
来る時は快調だった平地の広域農道が、漕いでも漕いでも進まない。20キロがやっとだ。車が来ないので車線の真ん中を走るがなんとなくふらついている様だ。
たまに来る車は、反対車線まで飛び出して追い抜いていく。車の多い道だと危ないかもと思う。


東海大橋で木曽川を渡ると堤防道路になる。上がった途端に寒くなった。やっぱり川の近くで冷えるようだ。
真っ暗な堤防道路を一人で走る。そろそろ限界なのか脚は回らない。
暗くなってからあまり食う気がしなくなっている。力が入らないのはハンガーノックか? そう思いながら、堤防脇の水門のようなところで風を避けて羊羹を補給する。
走り続けると汗のかき過ぎで、水分不足になるのか、菓子のような乾いたものが食えない。ゼリーや羊羹のような物しか喉を通らなくなる。補給の仕方を工夫しないとこの先これ以上の距離は走れないような気がする。

馬飼大橋の先で自販機でジュースを買っていると小径のブルベライダーに追い越された。
しばらく走るとこのライダーに追いつく。「堤防道路は寒いですね」と話しかけながら追い抜いていく。小径車は持ってないのでどの程度走れるか分からないが、この距離では大変なような気がする。


前回の200のときはツインタワーのライトアップが見えていたのであそこまで走ればゴールだと解ったが、今回は見えない。堤防道路で間違えは無いはずだと思いながらあれこれ考える。

時間が遅いため、ライトアップの照明も消えているのにしばらくしてから気がついた。


国道の下を通り抜けると後少しだ。

ゴールの公園では寒い中、スタッフの方が暗いランタンの明かりの中、待機している。やっとの到着です。

テーブルでサインを貰おうとするとスタッフの電話が次から次へと鳴る。DNFの連絡や、別のスタッフからの連絡に忙しい。夜中の3時前に大変だ。
代表の大塚さんもPCでサインを貰ったスタッフも参加者のところへ向かっているようだ。すべてが自己責任のブルベなのでしょうがスタッフの大変さを改めて思う。ホントに頭が下がります。

10分ほど待ってサインを貰って、メダルのチェック入れて終わりです。


苦しかったが、何とかヨレヨレの完走。 18時間45分、27時前のゴールでした。
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バイクを片付けて、車で仮眠。6時前に明るくなって目が覚めて帰宅です。



補給の仕方、疲れない走り方と課題はいっぱいですが、何とか走れた。
でもこの平坦コースでこの疲れ方、山岳コースが走れるのか? 不安いっぱいです。


二日たった今日、月曜日も腕と太股の筋肉痛。それに尻の痛みが酷い。サドルを何とかしたいが、誰に聞いても人それぞれで何が良いかわからない。結局走ってみないと判らない様だ。



次をどうするか、課題が多すぎて今は考えられない。

しばらくゆっくり考えます。



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BRM220 中部300(その1) [自転車]

土曜日20日はブルベ300キロ、挑戦してきました。



今までの最長が昨年夏の250キロ、今回は人生最長の300キロです。

今回のコースは一宮を出発して地元三重を多度から伊勢まで縦断するコース。ほとんどが走ったことのあるルートとなるためは新鮮味は無い。

スタートはBRM117と同じ一宮の光明寺公園球技場。
高速だと名古屋周りとなるため、桑名から堤防道路を北上する。

公園の駐車場からはツインタワーがよく見える。
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当たり前だが、一ヶ月前より日の出が早くなってるようだ。

駐車場では「がきやん」の車を発見した。隣が空いていたので駐車する。
姿が見当たらないが、誰かと話しでもしているのかと思いながらバイクの準備。
忘れ物はないかと確認している頃に、眠そうな顔で車から出てきました。
どこででも寝られる神経がやっぱり達人なんでしょう。

受付を済ませ、ブリーフィング。

今回は元プロの三船さんが出走されるようです。初めてお目にかかりましたが、下半身のかなり太く見えます。筋肉なんでしょうか? 出会えるのは今と折り返しのみ。
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スタートして狭いサイクリングコースを一列になっていったん東に向かう。公園内で折り返しスタート地点に戻ってから堤防道路を走っていく。出走者全員とすれ違うので知り合いが多い方にとってはいいことかもしれない。でも、散歩の方もいるため、渋滞気味。前車をしっかり見てないと、追突しそうです。
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木曽川左岸を南下。この道は前回の200の時と同じコースです。追い風に押されて快調に走る。
前にはブルベの達人「がきやん」が高回転でペダルを回している。いつものことだがよく回ると感心させられる。後ろで真似してみたが、尻が踊って続かない。長距離走るにはそのほうがいいのか?

今日は4040CULBの「梅のお花見ポタ」がある。集合は9時半、木曽三川公園駐車場。ルートが変更になったので途中ですれ違うと思っていたが、追い風の助けられ間に合うことが出来た。ゲストを含め13名?ぐらい。このまま皆さんと串かつの方が楽しいかなとも思う。
皆さんに挨拶だけしてPC1を目指す。

木曽三川公園で揖斐、長良川を渡り国道258へ、少し南下して多度大社への上りとなる。ここから員弁まではアップダウンが続く。
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多度大社を過ぎると雨が降ってきた。スタート前に「かきやん」に「今日は雨は無いでしょう」って言ったけど悪い事したかと後悔する。
西の鈴鹿山系は時雨れているようだ。雲が流れてこないことを祈る。


10:30  PC1到着  55キロ


肉まんと缶コーヒーを補給。
いつもの事ながらPC1のトイレは並ぶため我慢して出発する。
2キロ西へ上って国道306号を津まで南下する。
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ここからはいつもよく走る道。先に何があるかよくわかるが、新しいものに出会える楽しみは無い。「どうせ走るなら新しい道のほうが楽しめるかも」と思いながら走る。

桜の狭い峠道で追いついた方に声をかける。「この道、帰りは怖いですね」と言っていたので「夜はあんまり車通りませんよ」って教えてあげる。
この道、もうすぐバイパスが開通するが、直線の一定勾配の道。自転車には嫌な上りになりそうだ。
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亀山から先は久居まで飲食店が少ない。コンビニもなくなるので少し早いが亀山のラーメン屋で昼食です。
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ここからの国道306と中勢BP、車は多いが路肩も広いので走りやすい。

津のインターへの道との交差点で信号待ちの「しのさん」の前を通過する。「市内から来たようだがうなぎでも食ってきたんだろうか、距離があるのに走りなれた人はやっぱり違うな」と思いながらPC2を目指す。

久居の先で「しのさん」に追いつかれた。「津でうなぎ食べてきたんですか?」と聞いたら「キューシート通りに北黒田北で左折したら津の市内に入っちゃたよ」って笑ってた。
走りなれるとこんな程度では動じないようだ。


13:55  PC2到着  119キロ


レシートチェックのため、アクエリを補給してスタート。
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松阪市内の入口でミスコース。道が細すぎて通り過ぎた。
戻ってしばらく走ると横から何人もブルベライダーが走って来る。やっぱりここは判りにくかったようだ。
松阪の街はよく迷う。車で走っても同じ道が通れないような気がする。土地勘が無いためか?方向音痴なのか?

夕方になって少し寒くなってきた。旧23号はいつものように車が多い。路肩も狭いし、駐車場への出入りも多く気を使う。

135キロ地点で先頭の三船元プロと出会う。この時点で30キロ以上の差、やっぱり速い。
その後次々に折り返しの人と出会う。いつもの事ながら、時間も順位も関係ないとわかっていても気にはなる。

PC2でトイレを我慢してきたのでコンビニでトイレに寄る。PCで並んででも済ませたほうが早いと思うが、並ぶのが嫌いなので次のコンビニまで走って済ます。
これでは時間がもったいないんでしょうね。


15:57  PC3到着  154キロ


やっと半分です。かなり追い風に助けられたが、帰りは向かい風。 たどり着けるのか?
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