BRM213 中部200 [自転車]
悪天候ならDNS。そんなつもりで3週連続でエントリーしていた200キロ。
2回連続で走ってきたので今週はどうしようか迷ったが、天気は何とかいけるみたい。 そんなんでこのくそ寒い中、3戦目走ってきました。
今回のコース、当初は一宮から八百津~美濃への往復だった。走ったことが無い所ばっかなので楽しみにしていたが、今年は雪が多いと言うことで南の津に向かうコースに変更になった。
このコースは昨年の伊勢への300とほとんど同じ。306は地元なのでいつも走る所でまったく新鮮味はない。しかし、この寒空の中、一人ではなかなか走り出すことが出来ない。次の300への練習のつもりで出走することにした。
5時半に家を出て、中提を一宮に向かう。
木曽三川公園で明るくなってきた。東の空は雲も無くいい天気だ。
集合の一宮の公園。 ここも3回目となるので少し余裕が出て来た。
車検を済ませて、時間通りの出走。集団でのスタートとなるため公園内のサイクリングコースを前に気をつけながら走って、スターと地点に戻る。 ここから木曽川堤防道路を南下していくが、前も後ろもブルベライダーで一杯だ。
信号が少ないので長い列車となる。 車には迷惑なことだろう。
走り始めて暫くは追い風となるので 脚も軽く、快調に距離を稼げた。
多度大社への上りが始まると脚の差がはっきり分かる。この坂で10名ほどに軽くパスされて上りの遅さを改めて思い知る。
10時19分 PC1到着 55キロ
暖かいコーヒーを飲みながら西の鈴鹿山系の雪雲が気になる。藤原岳も雪のようだ。
鈴鹿の306号を南下していくがここまで来ても山は雪が降っている。時折風に乗って雪が舞ってくる。太陽が隠れて寒い。
鈴鹿インターに有る椿大神社の大鳥居はよく走るところで見慣れた光景だ。
少し早いが亀山で昼食にする。
昨年の伊勢300と同じラーメン屋。 腹いっぱいで苦しいぐらいだった。
ここの名物?はこれ。トイレのペーパーホルダー。これだけあると使うのを迷いそうだ。
13時15分 PC2到着 106キロ
風が強くコンビニの旗がはためいている。 ここからの復路は向かい風で苦しみそうだ。
亀山までの306号は路肩が広く走りやすい。河芸から暫く引いてもらった列車に上りで千切られてた。いつもの一人旅となる。
津から亀山までは晴れていたが、鈴鹿に入って雪が舞うようになる。向かい風に汗で濡れたジャージ冷やされて寒い。
PC3のコンビにまで休憩無しで走ろうと思ったが、寒くて諦めた。菰野のミニストで春雨スープで暖まる。ミニストは中で休憩出来るから好きだ。
上下にウィンドブレーカーを着て走り出す。
16時24分 PC3到着 156キロ
座ってゼリーを補給しているとらうむさんに出会った。走り方が同じなのかPCでは良く出会う方だ。
多度でせっかくだからと多度大社に寄った。さすがに時間が遅いのかほとんど人がいない。
ここでは珍しい人の写ってない写真を撮ることができた。
木曽三川公園への油島大橋の歩道では橋の真ん中からテレビカメラで上流を撮影していた。鳥でも撮っていたのだろうか。こちらに気がついていないようだったのでベルを鳴らしたが、音が入ってしまったかと後から気になった。
海津の田んぼの中を北に向かう。相変わらず向かい風がきつい。
東海大橋を渡る頃には真っ暗となった。ライトを全部点けて暗い堤防道路をゴールを目指す。
途中で追いついたライダーに声を掛けながら追い抜いたが、この方、ライトを一つしか点けいていない。おまけにそのライトでQシートを照らしているので前が真っ暗だ。暫くは付いてきたようだが暗くてスピードが出せないのか千切れていった。真っ暗な堤防道路で無事にゴールできたのだろうか。
グリーンにライトアップされたツインタワーが大きく見えるようになるとまもなくゴールだ。
19時03分 ゴール到着 206キロ
手袋を取ってブルベカードを出そうと思うが手がかじかんでなかなかジッパーが開かなかった。
ブルベカードにサインして、スタッフの方に挨拶して車に戻る。いつものことだが、寒い中参加者の到着を待つスタッフには頭が下がる。
さて、次の300はどうしようか。
BRM206静岡200 [自転車]
先週に引き続き今シーズンのブルベ第2戦。 静岡200伊良湖コース走ってきました。
先週は雪と寒さで苦しんだが、今回は予報どおりなら暖かくて風も穏やかな日になると信じてましたが・・・
今回は参加が多いためか、スタートが30分おきの三回。早起きは苦手なので当然一番遅い組。たださえ走りが遅いのに遅組スタートでは最後尾確実でしょう。
このコース、いつもの早起きなおっさんの縄張りだ。黙って通ったら後で何を言われるか・・・「勝手に通ったらあかんだらぁ、ちゃんと挨拶していきん」と。
何度もメールを入れて天丼屋で昼飯に付き合うってことでやっと通行許可をもらった。
スタートは3回に分けてあるので少なめだ。でもなんか速そうな人ばかり。「先発組みを抜かしたるぞ~」って感じ。 写真の一番手前は三船さんです。当然ですがお姿を見るのはこのときのみ。走ってる姿なんて折り返しのすれ違いのみだ。この日に昼食をゆっくりとったのでその姿すら見てません(笑)
昨年の400で最後に苦しんだエコパの前の坂を行きは反対から上る。走り出してすぐなのでまだ脚も軽く、暖まってちょうど良い。
天竜川の河口にかかる遠州大橋。この頃は日も差して風も無くいい天気だった。
この橋、自転車も通行料がいる。10円なので高いとは思わないが、手袋外して財布を出してってのがめんどくさい。出来ればおサイフ携帯でも使えるようにしてくれるとありがたいが、10円ずつのためにそんな機械置いてたら赤字なのかな?
この標識、おんなじとこに3枚も。 よっぽど注意が必要なのか?、いっつも吹いてるよって事なのか?
先週も来た弁天島。ブルベでここを通るのはもう4回目だ。
潮見坂のコンビニでコロッケの補給。一号からでは海が見えないので堤防まで行って食べながら写真を一枚。
この先の潮見坂は一度も通ったことが無かった。名前から坂の上から太平洋が綺麗に見えるところだと勝手に想像していたが、そんなところではなかった。
坂を上った少し先で左に折れて42号を伊良湖に向かう。この道、車は多いし、路肩も狭い。おまけにアップダウンの連続で楽しくない。
天丼で釣り上げた「早起きなおっさん」は伊良湖岬から東に向かっているようだ。
ロングビーチの入口にある、大松屋。 天丼が有名らしい。着いて写真を撮っているとおっさんがやって来た。この前会ったのはいつだろうか?
いつもこのおっさんの話は面白くて楽しい。
ネットで調べてここの天丼が食いたとおっさんメにールした時「大盛だよん、食えんよん」って言われた。
無理だとわかっていてもここはやっぱり天丼だ。
これで普通盛。大盛りなんて食える人がいるのか?
必死で食べようとしたが、半分で諦めた。おっさんはといえば「出されたものは全部食わな罰が当るじゃんね」と言いながらの完食。育ちかいいのか?
おっさんとはここでお別れだ。リーさん(愛犬)の散歩があると家に向かって走り去っていった。
腹いっぱいになって折り返しのPCに向かう。 昼飯で遅くなったので当然最後尾だろう。 折り返してくる多くのライダーに挨拶しながらの走行だ。 朝の空がうそのように曇ってきた。
12時32分 PC1 到着 102キロ
PCではスタッフの方が通過チェックをしていた。「ミスコースでもしました?」と聞かれてしまった。
予定通り?の最後尾のようだ。(笑)
レシートチェックにウィダーを買ってリスタート。「少し頑張ったら何人パスできるだろう?」なんて無理なことを考えながら来た道を戻っていく。
菜の花畑の向こうは太平洋だが、天気がイマイチできれいに見えない。
渥美半島はキャベツの生産が多いのか道沿いでたくさん見かけた。路肩にはこんな障害物?もあった。
今回のコース、ルート図ではずっと海沿いのようだが、走ってみるとほとんど海が見えない。
帰りはロングビーチへ寄り道だ。天気がよければきれいなところだが、曇っていて少し残念だ。
潮見坂の下りも景色がイマイチ。小雨が降りだして先が心配になる。
新居でたい焼き屋に寄るつもりが行き過ぎた。
先週はこの時間、まったく食欲が無かったが、今日は食べれそうだ。先客が4,5人いたので待たされるかと思ったが、すぐに買うことが出来た。アツアツ、カリカリで美味かった。
弁天島への旧道の橋。今は歩道専用となっているが、時代を感じさせるアーチがきれいだ。
16時41分 PC2到着 175キロ
コンビニで最後の補給。ゼリーを食べて、ホットレモンで暖まる。
遠州大橋辺りからまた降り出した小雨が、あと10キロで本降りとなった。路面が濡れてライトの光が見にくくなる。
エコパの坂をゼイゼイいいながら上りきって線路沿いを走ればゴールだ。
ブルベカードにサインをして、スタッフ特製のぜんざいをいただく。冷えた身体が暖まる。
スタッフの皆さんに挨拶をして濡れたジャージを着替えて帰路に着く。
走行距離 205キロ 所要時間 11時間弱。
脂身さん ありがとね。
また近々行くでね。 次はカレーうどんかな?
BRM130名古屋200 [自転車]
今年のブルベ開幕戦。名古屋200、走ってきました。
コースは昨年とほとんど同じ、走ったことのあるところなので新鮮味は無い。
景色も同じ、写真もそんなに撮らずに「走りに専念」なんて甘く考えてましたが、やっぱりブルベですね。そんなに甘くは無かったです。
数日前からの天気予報は『週末は日本列島は寒気の底です』なんて嫌な言葉が並んでる。
「とりあえずスタート地点まで行けたら走り出そう」そう思いながら高速を豊田に向かう。
寒いが雪は積もってない。予報は気になるが、いけるとこまで行くか。
バイクを用意してブリーフィング。こんなに寒いのに大勢です。
車検を受けた人からスタート。こんなスタートのほうが走り出しで混まなくていい。
昨年、橋の上が凍っていた岡崎大橋は融雪材が蒔いてあるのか凍ってないようだ。
岡崎市内は信号が多く走りにくい。スタートがばらけていたためか、昨年のように信号で長い列を作ることも無かった。
岡崎インターの入口を過ぎるとやっと街中を抜ける。サークルKの信号でウィンドブレーカーを脱いでいると後ろから来たローディーに声を掛けられた。「雪降るよ~、こんな中走ってったら帰ってこれへんぞ~」と心配された。反射材を着けてないので参加者ではないようだ。
この方、颯爽と前方へ走って行かれたが豊川の手前で帰ってくるのにすれ違った。「気をつけて」とありがたい言葉をかけてもらったが、雪で引き返してきたのだろうか。
コンビニで休憩していると見覚えの有るGIANTがやってきた。ラウムさんだ。今年もいっぱい走られるようだ。スピードがあまり変わらないのかこのあとPCで何度も出会った。
国府で東に折れて山裾を走るようになると辺りは雪景色に変わっていく。
山は霞んで見えなくなるし、路面も濡れている。水跳ねで足元が濡れるので轍を避けて走るのに気を使う。
昨年は本宮山のアンテナが綺麗に見えていたが、雪でまったく見えない。この先どうなるんだろうかと不安になる。
新城のバイパスは開通区間が延びてルートが少し変更になった。まっすぐ走るだけで迷うことは無いが車が多いのは好きになれない。
9時35分 PC1到着 55キロ
補給におにぎりとアクエリを買う。ついでにレジ袋を2枚もらってシューズに被せる。この先も路面は濡れているようだ。
長篠で南の折れて国道の峠に向かう。静岡県境が近いため、温暖だと思っていたが違うようだ。トンネルの手前ではこんな風景になっていた。
コンビニで巻いたレジ袋が役に立ってはいるが、廻すたびにガサゴソとうるさい。
トンネルを越えて第二東名の工事現場が見えたところでピークを迎える。この先は浜名湖への下りとなる。雪もなくなりいい天気となってきた。快適な下りであるが帰りの上りがしんどかったのを思い出した。
気賀のうなぎ屋で昼飯とも思ったが、少し時間が早すぎた。帰りでは腹が減って持たないので諦めた。
動物園の先で少しコースが変更になっている。昨年、ミスコースが多かったところのようだ。
コースが変更になって、舘山寺に近くなった。以前オフ会で行ったことのあるうなぎ屋で昼飯にする。
新城で雪が降っていたのがうそのように良い天気となったが、風が凄い。
ガーデンパークの先の橋では横風で飛ばされそうになる。西風なので帰りが思いやられる。
12時25分 PC2到着 101キロ
ここで半分、折り返しだ。 昼飯はすでに食べたのでレシート用にウィダーだけ買って引き返す。
弁天島では愛知の雪空がうそのような太陽だった。
来た道を引き返すが、やっぱり風が凄い。飛ばされないようにハンドルを持つ手に力が入る。
最近あまり長距離を走ってない。そのせいか、上りで脚に力を入れると攣りそうになる。「コムレケア」と言う薬を飲んでみたが、すぐには効かないようだ。
来る時快適に下った県境への上りでは脚が攣りそうで力が出せない。インナーローでクルクルするがスピードは一桁まで落ちる。
峠で汗を拭きながら下りに備えてウィンドブレーカーを着る。
下りだして雪が解けているのに少し安心する。道の駅でトイレを見つけて休憩だ。暖まろうと自販機でスープを買おうと小銭を用意したところで気がついた。久しぶりのお財布携帯の使える自販機だ。関西にはたくさんあったようだが、この辺りでは珍しい。こんなのが増えてくれると自転車海苔にはありがたい。
15時20分 PC3到着 147キロ
いつものことだが、ブルベでは昼から食欲が無くなる。補給をしないと走れないのは解っているが、食べる気がしない。
ここでは春雨スープで少しだけ腹を満たす。
県境の上りで掻いた汗が向かい風で冷えて寒くてしょうがない。持って来たカッパまであるもの全部着て走り出した。
来るとき雪で濡れていた路面も乾いて走りやすくなっている。道のコンディションは良くなったが、向かい風と寒さで肩と首が痛い。これ以上着る物もないので走って暖まろうとするが脚が回らない。
国府で北に向かいだした所のコンビニで休憩を迷った。次のコンビにまで行こうと調整池への上りに入ったところで直ぐに後悔した。寒いためか、脚は攣りそうだし、力が出ない。
ハンガーノックなのか。
東名高速の側道のアップダウンは去年も苦しんだ。今年も同じだ。成長してない自分にうんざりしながら暗くなった道端へたり込んで羊羹を補給する。
後ろから走ってきた方が「大丈夫ですか?」と声を掛けてくれた。「ありがとうございます。大丈夫です、腹が減ったので補給です。」と返事をしながらすこし心が暖かくなった。
たった一言だけどその身持ちがうれしい。自分も出会ったら必ず一声掛けて行こうと思う。
やっと辿り着いたコンビニで「ここまで遅くなったら時間はどうでもいい。とにかくゴールに辿り着けばいい。」そう思いながらカップラーメンで暖まる。
少し元気になったところで岡崎の信号地獄が始まる。前を走る人が青信号になるたびにダッシュして行くが、次の赤信号で追いつく。そんなことの繰り返しでうんざりだ。
この方に引っ張ってもらってゴールの堤防道路まで来た。
先にゴールしてくださいと譲られたが、そんな訳にはいかない。引いてもらってお礼を言いながら一緒にゴールした。
寒い中、ゴールで待つスタッフの暖かいコーヒーは美味かった。スタッフの皆さんありがとう。
昨年、400まで走っているので200ぐらいは何とかなるだろうと甘く考えていたが、とんでもなかった。雪と向かい風と寒さにハンガーノック。辛かったが、いい勉強をさせてもらった。
寒い中、汗で濡れたジャージを着替えて高速を走る。うちに帰ってと風呂で生き返る。
走行距離 203キロ 所要時間 12時間半弱
さて、次はどこ走ろうか? 二日たったらそんなことを考えてる自分にビックリだ。